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面白い写真が撮れたので、今シーズンから使用することになった 英国製ツィード生地の詳しい話、アップします。 ちょっと専門的になりますので、関心のある方だけどうぞ。 Three Estaitsはスコットランドで最も古いミルのひとつで 妥協を知らない品質は国内外のテーラーから高い評価を得ています。 使用しているのは当然のことだが、英国種羊毛のみ。 厳しい自然環境の影響下で、最大の特長である 強い張り、コシのあるツィード生地がここで織られています。 原毛の段階からソフトでしなやかなオーストラリア産メリノウールとは 対照的な個性を持っているわけですね。 そして染色の話です。 刈りとられた羊毛は草の実などの不純物を取り除いた後、 繊維をほぐし糸の原料となるトップになります。 この段階で染色することを、トップ染めと呼びます。 この方法は糸染め、後染めなどに比べ染色性が高いため 発色がよく、色に深みが出るそうです。 様々な色に染められたトップは糸にする行程(紡績ですね)で ミックス糸になりますが、ここで下の拡大画像をご覧ください。 1本の糸に多くの色が混ざり合っているでしょう。 ここから独特の趣が生まれるわけです。 保温性、堅牢性に優れ、着れば着るほど体に馴染み、 味わいを増すスコットランド産ヘヴィオンスツィード。 雨にうたれ、北風に吹かれてもへこたれることなく、 あなたをしっかりと守ってくれるでしょう。 一緒に年齢を重ねるつもりでご愛用ください。
by norigueira
| 2007-10-10 21:54
| batak House Cut
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